こんにちは。
Global Charity Run & Walk 運営事務局の桐葉恵(きりちゃん)です。
想像を超えた熱狂の中行われたGlobal Charity Run & Walk、この度惜しまれながらもゴールを迎えました。
それぞれのRun & Walkの目標の合計が1000kmだったのに対し、参加者全員の総合距離は1366.23kmを達成。参加者が励み合いながら楽しんだおかげで、非常に盛り上がりました。
この企画で参加者が楽しみながらRun & Walkできたのは、参加者の積極性はもちろんのこと、用意した様々な仕掛けを活用していただいたこともあります。
第一にファミリー制度です。参加者が5名程度のファミリーに別れ、それぞれで応援し合えるようにしました。ファミリーとしてお互いの進捗を褒め刺激し合いながらRun & Walkに邁進できたことは、モチベーションの維持につながったのではないかと思います。
第二にビンゴです。タイの文化を学んだり、寄付について考えを深められるようなお題が書かれており、ファミリー全員が力を合わせてビンゴを揃えると距離が加算される仕組みになっていました。このビンゴをきっかけに、タイミルクティーやパッタイのメニューがシェアされて料理をしたり、タイ語で学ぶ輪が生まれました。タイの文化を知れば知るほどタイに想いを馳せながら、晴れの日はRun&Walk、雨の日は家の中でタイ文化を楽しみつつ過ごすことができたと思います。また寄付つき商品の購入から身近にあるチャリティに気づくこともでき、よりチャリティの意義を意識しながらRun&Walkを励むことができました。
第三にRun&Walkルートツアーです。
韓国・タイ・愛知・愛媛・加計呂麻島より、参加者が普段歩いている道のりを覗いてみました。それぞれの走るときに見えるおすすめ絶景や走りながら気づいた面白いことを紹介していただきました。各地で同じ想いを持って走っている道のレポートを楽しみつつ、場所を超えた仲間との繋がりをより一層感じられ、やる気を加速させたと思います。
そしてなにより、Mae Kok Farmの子ども達との交流の機会です。
Mae Kok Farmの紹介をしていただいた後、お互いに質問をし合いました。子ども達の笑顔をみながら、好きなことや夢を聞いたことは、よりMae kok Farmに想いを馳せるきっかけになりました。この子たちの夢を応援できるよう走るようになったと思います。
このチャリティ企画を立ち上げるにあたり意識した、寄付をする側も受ける側も嬉しい”Win-Win”なチャリティモデル。
今回参加者からは、一緒にRun&Walkに勤しむことでやりがいを感じられたこと、健康も人との繋がりも手に入れられて生活の質があがったこと、そして周りで助け合って実施することの感謝を感じられたことへの喜びの声をいただきました。
このコメントから分かる通り、寄付を受ける側だけではなく、参加者自身も最後まで楽しめるwin-winなチャリティになったのではないかと思います。
寄付先の今後を見据えた活動を応援しつつ楽しめる関係の寄付を今後とも目指していきたいと思っています。子ども達に寄付を押し付ける行為ではなく、共に楽しめる循環型のお金の流れを作って行ければ幸いです。今回の企画で実施したチャリティーのあるべき姿に関するディスカッション結果を反映させつつ、今後ともチャリティー企画を進歩させてゆくのでお楽しみに!
桐葉恵(きりちゃん)
※タイトルにある写真は、寄付先の子どもたちが一枚一枚丁寧に描いてくれたメッセージカードです。先日、参加者全員に送り届け、非常に良い繋がりとなりました。
今回集まった寄付(参加費)は、56,616円。
孤児院での農業プロジェクトや、子どもたちの学習支援に充てられる予定です。この繋がりを大切に。いつか、実際に会って交流ができることを、願っています。