CocoWAプロジェクト ~サワディーピーマイカー編~

サワディーピーマイカー!!

(タイ語:あけましておめでとうございます!)

CocoWA参加者の、松村ひかり(ひかりんご)です。

活動ブログ、後編も、元気に行きましょーう!!

元日(1/1)は、礼拝、おもちランチ、振り返りワーク、チェアボール、SAYONARAパーティーを行いました。

礼拝は、メーコックにある教会で行われます。バンドミュージックで聖歌を歌ったり、みんなでピアノに合わせて楽しく聖歌を歌ったりして、祈りを捧げる時間でした。その空間全てが手作りで、とてもあたたかい気持ちになりました。

私自身、これまでの時間がフラッシュバックしたり、思いが巡ったりして、心がものすごく動いた時間でもありました。なぜだか涙が止まらなくなり、他のクルーにも伝染していました。相手の日常に溶け込ませてもらえるのは、とても有難いことだなあと感じました。

お昼ごはんは、お正月にちなんで、クルー料理チームがお餅を企画してくれました。クルー全員がそれぞれ日本からもってきたお餅です。きなこやあんこといただきました。おかずと一緒に食べたカオニャオ(タイのもち米)は、やめられないおいしさでした。アカ族(山岳民族)スタイルのお正月のお餅だそうです。

振り返りワークでは、想いの書き出しとシェアを行いました。たった数日のこのプログラムでしたが、ひとりひとり感じることが様々で、変化があり、とても濃い日々だったことがわかりました。

チェアボールは、ポートボールのような遊びです。子どもたちがやり方を教えてくれて、実践!共に汗を流す時間は、言葉を交わすのと同様に、心の交流になったように思います。

ひとりひとりの名前を呼びながらパスしていくみんなの様子は、なんだかとても良い関係ができているなぁとほっこりしました。身体は、息切れと汗だくで、ほっこりしてる場合ではありませんでしたが!

SAYONARAパーティーでは、お正月ということで、五円(ご縁)のお年玉と寿のお箸をプレゼントさせてもらいました。それから、ゆずの「またあえる日まで」を歌い、その子を表す漢字を書いたメダルと、メッセージ付き似顔絵を贈らせてもらいました。

その後は、子どもたちから即興で歌のプレゼント。アンジェラアキの手紙でした。泣いちゃう

クルー同士で互いに手紙を書き合ったりもしました。背中に紙を置いて、相手への想いを綴る、書いている方は相手の後姿を見ながら、一緒にこんなことしたな、こんなこと頑張ってたなと思いを巡らし、書いてもらっている方は、自分を想って書いてくれている時間をたっぷりと味わい、背中に触れる温もりを感じます。

宝物のメッセージたちです。

最終日(1/2)は、USED品のシェア、振り返りワーク②を行いました。

USED品とは、日本からクルーがもってきた、使わないけど使える物たちのことです。役目を終えたものが、必要な人に必要なタイミングで渡っていく、無理のない循環が少しでも作れたら、嬉しいなと思います。

振り返りワーク②では、「Tap You」と「こっそりバディ」というアクティビティを行いました。Tap You は、触れることで仲間に愛を伝えることができる、とてもあたたかいアクティビティです。ものすごく心が動く、涙溢れる時間でした。こっそりバディは、くじ引きで引いた相手をプログラム期間中、陰ながら応援するというアクティビティです。

本人でも気づかない変化や、小さな頑張りなどを誰かが見てくれている。そして自分も誰かを応援している。クルー同士の素敵な関係性が築けた理由の一つでもあると思います。

そして、お別れ。

子どもたちとのお別れは、とても寂しいけれど、なぜか「大丈夫」だと強く思えます。「わたしも、日本で頑張るね。」「また会いにくるね会いにきてよ。」たくさんの勇気と力をもらったお別れでした。

CocoWAの日々は、これからの人生で、幾度となく力をくれると思います。お守りです。やってみよう、がんばろう、挑戦や努力のその原点に、この経験がなっていくと思います。

あー、みんなの笑顔が、タイのご飯が、恋しいなあ!

また、元気でね!!

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。メーコックファームは、誰でも訪れることができる場所です。泊まることで、支援にもなります。

気になる方は、チャリティ事務局まで、気軽にご連絡ください。